「レーザー光線は20世紀最大の発明」といわれていますが、私たちの世界に登場してからはレーザーによる光ファイバー通信や、レーザーによる精密測定、レーザーによる医療機器、レーザーによる金属加工など次々に新しい分野を開発していき、実験レベルのものまで含めるとなんと40種類ものレーザーが存在すると言われています。
これらをレーザー光の発振元である"媒質"で分類すると1つ目には"固体レーザー"があります。
"固体"というのは他の"気体"などよりも密度が高いために同じ大きさの中にもより多くの原子が詰まっているために出力も大きいと言われています。
美容外科で使われる固体レーザーには、"ルビーレーザー"や"YAGレーザー"がありますが、中でも"ルビーレーザー"は医療用レーザーとして世界で最初に使われたもので、メラニン色素への吸収率が非常に高いために、しみや入れ墨の色などを消すのに優れた効果があります。
最近では、瞬間的に高いパワーのレーザー光を発することのできる"Qスイッチルビーレーザー"というのも開発されて、他の皮膚の組織に影響を与えることなく短時間で気になる部分だけを確実に除去することができるようになりました。
また"QスイッチYAGレーザー"は、光を溜め込んで一気にストロボのように患部に照射するもので、これによって、真皮内にあるコラーゲンの生成を促す"線維芽細胞"を刺激して、しわやたるみに絶大な効果を発揮します。
2つ目の"気体レーザー"の中でよく耳にするものに、眼科の屈折矯正手術で使われる"エキシマレーザー"がありますが、これは"混合ガス"を用いて単一波長の高いエネルギーを発生させることができるレーザーです。
3つ目の"液体レーザー"では、"色素レーザー"が美容整形によく使われています。
これは赤血球に対する吸収率が非常に高いために、赤あざや、赤ら顔、毛細血管の拡張、にきび跡などに効果的で、他の部分に影響を与えることなく血管だけに作用して症状を改善させることができます。
その他にもレーザーには、その"媒質"によって "半導体レーザー"、"自由電子レーザー"、"X線レーザー"などがあります。
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